2021-2022 Vol.31 TAKEGAWA PARTS CARALOG
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※上記の商品価格はすべて税込価格です。FI CON TYPE-X [ Injection controller ]292純正ECUにカプラーオンで取付可能FIコンTYPE-Xは、アイドリングエリア(エンジン回転数 2000rpm以下 4000rpmまでのアクセル開度10%以下のエリア)はノーマルECUの始動プログラムを使用しています。このエリアでは必要に応じてノーマル噴射量に対して増量/減量を行います。アクセル開度5%毎、エンジン回転数250rpm 毎の調整が可能ですので、ノーマル排気量からボアアップ車両まで対応出来ます。PGM-FI 油温センサからの入力値によりエンジン温度が適温より低い場合に噴射MAPの値より多く燃料噴射し、エンジンを早く暖め、適温より高温の場合は低温時よりさらに噴射し燃焼温度を下げる 等の補正が可能です。空気は温度により密度が変化しますので吸入温度による空燃比の変化を補正します。インジェクターから噴射された燃料が効率よく燃焼する為の気化時間を設定します。トランジスタ点火の場合、点火前にコイルに対し通電を行います。この通電時間をドエルタイムといいます。EASYモードの場合、ノーマル点火時期に対し進角、遅角の入力が出来ます。EXPERTモードの場合、記入した数値(上死点前のクランク角度)が点火時期となります。またEXPERTモードはエンジン温度が高温になりすぎた場合、気化時間や燃焼時間が変化して点火時期に影響が生じるのを補正する「エンジン温度点火時期補正機能」が調整可能です。Pエンジン回転数の上限を設定出来ます。リミッターとは別に独立した機能の為、低い回転数でも設定が出来ます。チューニングエンジンのレブ対策や馴らし運転など、エンジンの回転数を上げたくない時、有効に使用出来る機能です。FIコン TYPE-XはTPS(スロットルポジションセンサー)信号を取り込み、アクセル開度の速度を監視しています。アクセルを早く開けた時などは、ライダーが素早い加速が欲しいと判断し、アクセルを開けた瞬間に設定した増量噴射以外に非同期で加速噴射を行います。(レーシングキャブレターの“加速ポンプ”と同じような働きが設定出来ます)パソコンまたはスマートフォンの専用ソフトにはリアルタイムモニター機能があります。セッティングにとても便利なタコメーター画面やスロットル開度グラフ画面に加えエンジン温度、インジェクターの燃料噴射率もデジタル表示します。 ※別途スイッチが必要です。レブリミット機能とは別にサーキットのピットレーン速度規制等でエンジン回転を上げたくない場合、本体のスパイラルチューブ内の白線にスイッチを接続しボディーアースする事でスイッチON 時のみリミッターを作動させる事が出来ます。 ※別途スイッチが必要です。FIコンTYPE-X内部にMAP1/MAP2、2組のMAPを書き込みできます。レーシングモード、ツーリングモード、燃費運転モードなどを切り替えて運用される事を想定しております。インジェクターに電圧が掛かり、燃料を噴射するまでに多少のラグが存在します。これを無効噴射時間と言います。無効噴射時間は電圧により変化しますので、バッテリーの状態や発電機能の低下などにより供給される電圧が変わった場合、インジェクターに噴射指令が出て実際に噴射するまでのラグが変化してしまい、燃料噴射量も変化してしまいます。この様な事を防ぐ為に補正をかけて条件を一定にする設定が可能です。エンジンを始動した状態でパソコン、又はスマートフォンと接続することが出来ます。動いているエンジンの情報は、リアルタイムにパソコン、又はスマートフォンの画面に反映されます。リアルサーチ機能は、読み取っている回転数とスロットル開度が、燃料マップグラフのマスに反映され、その部分が光ることで調整箇所を明確にします。セッティング時、非常に便利な機能になります。エンジン仕様に合わせてセッティング済みのマップをEASYモード 13パターン、EXPERTモード 9パターンからお選び頂けます。お手持ちのパソコン、スマートフォンを使用しセッティングの選択、変更、修正がお手軽に出来ます。 ※EASYモードとEXPERTモードは購入アプリが異なります。※プリセットマップに対応していないエンジン仕様でご使用の場合は新規マップの作成が必要。※原則としてセッティングは、シャーシダイナモメーターやO2センサーを備えた施設が必要になります。※走行中スマートフォンを確認しながらのセッティングは非常に危険です。絶対に行わないで下さい。純正ECUに対応するカプラーをコントローラー配線に採用している為、配線の加工が一切必要無く、純正ECUにカプラーオンで装着出来ます。本体のスパイラルチューブ内にある紫色の配線に1回転1パルス5ボルトが出力されます。これに電気式タコメーターのパルス線を接続することで、エンジン回転数を計測出来ます。※弊社では、車両により専用タコメーターキットの設定があります。 専用品のキット設定が無い車両の場合は、動作確認済み汎用タコメーターをお薦めします。※弊社製汎用タコメーターを装着する場合、取付けステーが必要となると共にハーネスを加工し、メー ター電源を接続する必要があります。■動作確認済み弊社製汎用タコメーターミディアムDNタコメーター(05-05-3210)Φ48スモールDNタコメーター(オレンジ)(05-05-0078)Φ48スモールDNタコメーター(ホワイト)(05-05-0071)ブルーLEDタコメーター(05-05-0004)ブラック&グリーンタコメーター(05-05-0014)※取付け出来ない弊社製汎用タコメーター※正常に作動しません。ミディアムLCDαタコ&サーモメーター(09-05-0144)Windows10をお使いのお客様で2018年4月に行われたメジャーアップデート April 2018 Update(1803)に更新されますとBluetooth通信が出来なくなります。 Windows10(1803)使用時の対策については、WEB SITEにある対策マニュアルpdfを参照して下さい。Z125 PRO用はWindows10の2019年11月に行われたメジャーアップデート Nov 2019 Update(1909)以降で更新されたパソコンには使用出来ません。■FIコン TYPE-X使用環境パソコンの場合対象OS:Windows 7/8/10 (RT/MOBILEは除く)弊社専用ソフト(無料)のインストールには、インターネットに接続されている必要があります。パソコンにBluetoothが内蔵されているか、別途外付けBluetoothアダプタが必要です。Windows 標準のMicrosoft 社製Bluetooth ドライバー以外は接続できません。対象:iPhone4s以降 iPad第3世代以降 iOS9以上 弊社専用アプリ(有料)のインストールには、AppStoreに接続する必要があります。対象:Andoroid、Andoroid端末 Bluetooth内蔵 バージョン4.2.2以降 弊社アプリ(有料)のインストールには、Google playに接続する必要があります。スマートフォンの場合PPP操作ソフト画面(パソコンの場合)弊社製品を装着した車両であれば、内蔵燃料調整マップを選択するだけで、セッティングが出来ます。弊社WEB SITE(http://www.takegawa.co.jp)トップ画面から“FI CONバナー”(写真A)をクリックし、専用サイトへ移動。“車両別一覧が表示(写真B)されますので、使用する車両写真へ移動します。車両画面にモード別に各アイコンが表示(写真C)されています。“製品案内はこちら”“HTML”のアイコンは製品ページへ移動。“PDF”アイコンはキット付属の説明書がダウンロード出来ます。ソフト・アプリのダウンロードは使用するスマートフォン、又はパソコン(PC)の横にあるアイコンをクリックします。パソコンはソフト(無料)のダウンロードが開始され、スマートフォンの場合は、無料のEASYモード用アプリまたは、EXPERTモード用アプリをインストール後、アプリ内で有料の機種データの購入となります。※インストール前に再度、対象車両、フレームNO.モードをご確認下さい。パソコンの場合パソコンの場合Androidの場合Androidの場合iOSの場合iOSの場合WEB SITEトップ画面から“FI CON”バナーをクリックし、サイトへ移動FIコン TYPE-X一覧TOP画面下へスクロールし、車両を探します。モード別に各アイコンが表示されています。無料のEASYモ ード用アプリまたは、EXPERTモード用アプリをインストール後、アプリ内で有料の機種データの購入が必要です。Android用アプリ(有料)取扱説明書パソコン用ソフト(無料)iOS用アプリ(有料)50P278〜P280P281P282P2835050P28150150705050505090

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