■ ノーマルテンショナーアームとSP武川製テンショナーアームの比較
ノーマルテンショナーアームは板材による成型加工の為、プッシュロッドへの接地面積が少なく、プッシュロッド先端のゴムが板厚の形に陥没します。又、ハイパワーエンジンにて長期使用するとノーマルテンショナーアームの変形が酷くなり、プッシュロッドヘッドを破損させることがあります。この場合、カムチェーンに適切なテンションがかからない為、エンジントラブルの原因となることがあります。
SP武川製テンショナーアームは強度の高い超々ジュラルミン材を精巧に削り出し、厚みを増やすことでアーム本体の強度を高め、更にプッシュロッドへの接地面積を増やしています。これにより、テンショナーアームの強化だけでなく、プッシュロッド先端のゴムの陥没や破損を軽減することが出来、プッシュロッドの寿命が大幅に向上します。又、アーム本体にオイル穴を設けており、可動部へオイルの潤滑を行います。